安心、慢心を捨てる


最近の周りのうまくいっていない人の傾向として

「安心」「慢心」がキーワードだなぁと感じています。


特に最近の新入社員の傾向として

「この人がやるから、この人の仕事だから

 自分はやらない」

と行った人が多いように感じます。

「自分」というカテゴライズの外には無関心といった感じでしょうか


きっと不自由なく育った傾向と石橋を叩く前に

誰かが叩いてきた。。。だから何も考えず石橋を渡ってきた

そんな感じです。


「安心感」とは違うかもしれませんが、

理由なき「安心感」が万延しているように思います。


更にこれを観察していると

ここからよくわからない「慢心」を持つようになってきています

「自分は出来る子」「人に厳しく、自分に優しい」

カテゴライズが「自分」だときっと安心感が無意味な「自信」になっていくようです

「自分の正解」が他者の「正解」につながっていると勘違いしてしまっています


日を重ねると「他人の正解」も見ることができるようになるのかなとも思いますが、

他者との違いを見つめることができるようになることが

「おもてなし」の根本の一つにあるように考えておりますので

これらを教えていくことの難しさを感じております。

野村證券さんのCM(お茶編)にて語られていた言葉

「相手を想い、準備を重ね、心を込めて、茶を点てる」

おもてなしをお客様へ届けるものとしては

この言葉はしみるものだなぁと感じています。


また、同時に「どんなに準備していても」取り去ることのできない「不安感」

そしてその不安感を持った状態で接したあとに見ることのできるお客様の笑顔で

救われる「安心感」

これが「おもてなし」を行う者の喜びの一つになっていると感じています。


なので事が起きる前は「不安感」だらけ

常に心の隅に「これでいいのか」と問い続けています


「安心」「慢心」を事前に持っている人はこれが無いから

ずれていくんだろうなぁって思ってしまいます。


「不安感」を持つことで自分に問いかけられる

「安心」を持っていないからこそ「安心」を与えてくれる人を好きになる

「慢心」していないからこそ謙虚になれる


自分の心に少し負荷をかけることがひとつの秘訣かと思われます



「おもてなし」に大切なことは○○に教わった

接客業を長く勤めています。 最近わかったこと、サービス=おもてなし では無いということ。 天才型のサービスマンでは無いからこそ、 試行錯誤を続けてきました。 日々勉強。 最近はお客様からお褒めいただくことが多くなりました。 知識は貯めるものでもありません。 どんどん発信していきたいと考えています。

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